石川県と岐阜県にまたがる白山(地図)の監視体制や防災体制の強化に気象庁が乗り出しているという『中日新聞』の記事です:
「噴火の可能性を指摘する声が高まったのは、白山で群発地震が発生した 2005年から」で、火山の専門家によると「白山は 300年間静かだった後、100年から 150年間、活発化する周期を持つ。最後の噴火とされる 1659年から 352年たっており、いつ噴火してもおかしくない状況とはいえる」とのこと。
気象庁が 3月31日現在で発表した「管内月間火山概況(平成23年月)」(PDF形式)には以下のような記述があります:
2011 年3月11 日に発生した「東北地方太平洋沖地震」以降、白山付近を震源とする地震が一時的に増加しましたが、火山性微動の発生等、直接噴火活動に関連するような変化は認められておらず、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められません。その後の月間火山概況はすべて「火山活動に特段の変化はなく、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められません」となっています。
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