2010年6月21日月曜日

駿河湾地震が東海地震震源域に影響

防災科学技術研究所が 6月18日付で発表した資料によると、昨年 8月 11日に発生した駿河湾の地震(Mj6.5)が、東海地震の震源域に影響を与えていたとのことです:

要点は以下のとおりです:
  1. 駿河湾の地震によって、東海地震の震源域でプレートが強く固着している領域(アスペリティ)にかかる力が、想定東海地震ですべる方向に増加した。
  2. 想定東海地震発生時にすべる方向の力が増加していた領域では、駿河湾の地震後にプレート間地震の数が急激に増加し、時間と共に徐々に減少した。

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