今朝 08時58分、台湾東部の花蓮県を震源とする強い地震が発生しましたが、以下は『フォーカス台湾』の 3月17日付の記事です。当時、このブログに記載すべきか迷ったあげくに記載を見送ったものです。記事の内容は、同国東部・花蓮県の清水断崖(地図)付近の海域で体長約 17m のマッコウクジラが例年よりもかなり早い時期に確認されたことを伝えるものです。清水断崖は今回の地震の震央から約 44km のところにあります。
「専門家は同海域にマッコウクジラが現れるのは例年5月以降で、3月に姿を見せるのは異例だと語った」、「クジラ観賞船業者の呂世明さんは、例年の観測記録に基づくと、この時期はザトウクジラが黒潮に合わせて東海岸にやってくる時期だと説明。ザトウクジラより先にマッコウクジラが現れるとは思いもよらなかったとした」:
今回の地震は、台湾側の発表では M7.2、米国地質調査所(USGS)の発表では Mw7.4、深さ 34.8 km、日本の気象庁の発表では M7.7(速報値は M7.5でした)、深さ 23km で、西北西‐東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型とされています:
- 令和6年4月3日08時58分頃の台湾付近の地震について
- 台湾東部地震/台湾でM7.2地震 4人死亡、711人負傷 東部・花蓮県で大きな被害
- 台湾東部地震/台湾東部地震 製糖工場の煙突が崩落 日本時代に建設 けが人なし
関連記事
- アースクエイク・フィッシュを捕獲 ― 台湾 (09年6月5日)
- なぞの地滑り ― 台湾 (10年4月29日)
- 泥火山が「噴火」 ― 台湾南部 (11年12月7日)
- 温泉の温度が急上昇 ― 台湾・新北市 (12年8月29日)
- コマッコウが座礁 ― 台湾・嘉義県 (12年11月2日)
- 台湾の地震と土煙 (13年6月4日)
- 台湾も地震予知衛星打ち上げへ (15年2月20日)
- 大量のミミズ出現 ― 台湾 (15年11月15日)
- 〝地震魚〟2匹を捕獲 ― 台湾・台東県 (16年4月29日)
- 5月29日・30日にM6.5の地震 ― 台湾で流言 (16年5月26日)
- 地を這う真っ白な雲 ― 台湾各地 (16年11月21日)
- 人工衛星が地震前兆をキャッチ ― 台湾 (18年3月7日)
- 台湾北東部で M6.5 (21年10月24日)
- M6.5 地震後に大量の火山ガス噴出 — 台湾 (21年10月31日)
- ミミズの大群出現 — 台湾・台東県 (21年11月7日)
- ポエが立つ — 台湾・基隆市 (22年2月13日)
- 巨大「地震魚」捕獲 — 台湾・台東県 (22年6月11日)
- 台湾で M7.2 (22年9月19日)
- 台湾で M7.2 (続報) (22年9月20日)
- M6 以上の地震を1日前に予知 — 台湾 (22年10月25日)
- 台湾北部で火山性地震 (23年2月21日)