八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が 1月2日17:00 付けで更新情報を出しています。1月1日16時10分に発生した「令和6年能登半島地震」M7.6 について、場所の絞り込みはできなかったものの、発生時期と規模は正確に予報できていたとのことです:
- No.1778 長期継続大型地震前兆 続報 No.356 (PDF形式)
2023年12月27日から28日にかけて、4台の観測装置(八ヶ岳 CH26、CH04、CH07、CH14)に周期約4分の短周期 PBF(周期的基線うねり)前兆変動が出現。これらにもとづいて、地震発生場所は東北地方南部から中部地方(更新情報の図2参照)、規模は PBF 変動が極めて微弱であることから明らかに前兆変動が減衰していると認識し、減衰補正して最大の場合 M7.3 ± 0.5、時期は 1月2日 ±2日と推定して、12月31日11時に公開実験参加者にメールと Fax で配信。場所は絞り込めず能登半島付近に震源があると特定することはできながったが、「大地震発生前に地震発生の可能性を配信できました」。
なお、No1778 長期継続前兆の推定には変更がないとのことです:
推定日 | 2024年6月9日 ±3日の可能性 (今後新規前兆変動出現の場合は再考) |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 18:00±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.355」所載の図4太線内 斜線領域: 可能性が考えやすい領域 |
推定規模 | M8.0 ± 0.3 |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍領域の可能性 |
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