北海道長万部町にある飯生神社(いいなりじんじゃ、地図)の森で8月8日から続いていた水の噴出が、9月26日未明に止まりました。9月21日ごろから噴出の勢いが衰える兆候が現れていました(参照)。現在、現場では微量のメタンガスのみが検出されています。
噴出場所には、直径約5cm、深さ約1mの孔が開いており(写真から受ける印象では、もう少し大きく浅いように見えます)、その底には64年前に井戸を掘削したときの鉄管の頂部が見えているとのこと。長万部町では、その鉄管に圧力を調整するためのバルブを取り付けることにしています。孔の底に溜まっている水の表面には油膜が広がっているようです。
「2、3回どっどっと止まることがあって、2時に目が覚めた時にはすっかり止まっていた」(近隣住民):
- 水柱の噴出が止まる 「ごう音も聞こえなくなった…」 防音工事の直前 北海道・長万部町 (写真あり)
- 工事関係者が撮影 "水の止まった" 水柱の噴出口 「静か、静か…よかった」住民は安堵 北海道 (噴出口の写真3葉あり)
- 【消えた水柱】噴出口を発見 内部を調査 井戸掘削時の鉄管も… (写真あり)
[備考]9月26日06時55分、新月
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