太陽系外惑星探索衛星 TESS(Transiting Exoplanet Survey Satellite)が撮影した巨大彗星 C/2014 UN271(Bernardinelli-Bernstein 彗星)です:
Mini telescope, mega comet: @NASA_TESS has no problem seeing C/2014 UN271 move across the sky. No sign of a rotation period, though! Variability must be less than 10-15% in the TESS bandpass. pic.twitter.com/7rbsjcdFeC
— Ben Montet (@benmontet) July 6, 2021
NASA/JPL のデータベースでは、この彗星の軌道要素が大幅に更新されていて、公転周期は 907万1018年になっています(まだ 80万年ほどの誤差が見込まれています)。
ハッブル宇宙望遠鏡は 6月13日に発生したペイロード・コンピューターの障害によって観測がおこなえない状態が続いています。NASAが予備コンピューターへの切り替えを試みていますが、これまでのところ成功していません。今度ばかりはダメかもしれません。
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