米国アラスカ州アンカレジ北方で、日本時間12月1日午前2時29分に発生した M7.0(震源の深さ約40km)の地震について、火山噴火が誘発されるのではないかとか、HAARP が原因ではないか、といったうわさが流れているようです。
アラスカ火山観測所のツイートから。「大地震が噴火を引き起こすことは稀です。噴火中のベニアミノフ山、および火山活動が活発化しているクリーブランド山、セミソポシュノイ島、グレートシトキン島は、今朝の地震以降も変化はみられません」:
Large tectonic earthquakes rarely trigger volcanic eruptions; current eruptive activity at Veniaminof, & unrest at Cleveland, Semisopochnoi, and Great Sitkin is unchanged since this morning's 7.0 earthquake. Full news item here: https://t.co/wUSssrFV0x— Alaska AVO (@alaska_avo) December 1, 2018
アラスカ大学フェアバンクス校地球物理研究所の HAARP 研究施設のツイートから。「マグニチュード 7.0(初期推定値)の地震は HAARP の施設でも有感でした (中略) 地震発生時に HAARP は稼働しておらず、地震を起こしてもいません」:
Magnitude 7.0 (initial estimate) earthquake felt at @uafhaarp, see updated information from the Alaska Earthquake Center https://t.co/gTTsr5zccN HAARP was not operating at the time, and did not cause the earthquake. For additional information see https://t.co/qNYnTXKiZf— UAFHAARP (@uafhaarp) November 30, 2018
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