3月28日付「地震急増 ― カナリア諸島」の続報です。
カナリア諸島エル･イエロ島（地図）の西側海底で、3月18日から続いている群発地震が激しさを増しています。3月31日には、これまでで最大のM4.9の地震が発生しました。島の西側海底でマグマの貫入が続いているとみられ、島の西端の隆起が11cmに達し、島全体がわずかながら東に移動しているとのことです：
- 4.9 Quake Rattles Volcanic Island in Spain's Canaries
- Magma moves Canary Island of El Hierro
- Quakes push Canary Islands up eleven centimetres
島で観測されている二酸化炭素ガスの量も急増し、2011年に海底噴火が起きた時の水準に迫っています。
以下の動画は、31日に起きたM4.9の地震にともなって発生した大規模な落石を捉えたものです：
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