2013年3月28日木曜日

地を這う虹 ― フランス・パリ


12年11月2日付「地を這う虹」では、チリ南部に現れた地平線すれすれの虹を紹介しましたが、今度はフランスのパリで先週撮影されたものです。オーロラのようにも見えます:

写真につけられている解説の一部をテキトー訳します:
撮影された虹は、実は普通の虹に過ぎません。珍しく見えるのは、虹の出ている時の太陽が非常に高い位置にあるからです。虹の中心は精確に太陽の対蹠点(観察者を挟んで太陽と正反対の位置)にあるので、高度の高い太陽が遠方の雨滴に反射すると、頂上部だけが見える低い虹が見えることになります。この時、虹の残りの部分は地平線の下にあるのです。

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