5月11日04時16分に発生した M5.2、震源の深さ 40km、最大震度 5強の地震は、関東地方の地下に沈み込んでいるフィリピン海プレート内部の断層運動に起因するもので、発震機構は正断層型と横ずれ断層型が混じったものでした。テレビ等のテロップで流された速報値は M5.4 でしたが、気象庁が後に発表した暫定値(速報値よりも多くの地震観測点のデータを使用して計算された値で、データの数が増えるため、速報値よりも精度が高い)では M5.2 に更新されていました。
私のところでは、建具がカタカタと音を立てる初期微動が長く、その後にグラッと1回だけ大きな揺れがありました。初期微動が長かったので、東北地方などの遠方の地震かと思いましたが、意外に近い場所が震源であったので驚きました。
この地震の震央(
地図)は、4月3日にイルカ(カズハゴンドウ)の集団座礁があった千葉県一宮町の釣ケ崎海岸(
地図)や、いすみ市の太東海岸(
地図)から南西に 26.5km の地点でした: