八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が 10月9日16:00 付けで更新情報を出しています。今回の更新情報では、推定日と推定領域(参考推定領域)が若干修正されています。
CH29 観測装置(八ヶ岳)の特異変動は 10月2.9日に静穏化したが、10月5日午後から明確な特異変動が断続的に出現している。余震活動の多い地震では、静穏化後も余震に対応する前兆変動が出現し続ける過去事例(2018年北海道胆振東部地震、1995年兵庫県南部地震など)がある。本震に対応する変動が 10月2.9日に終息しており、10月5日午後からの変動は余震に対応したものである場合、10月22日±1日に本震発生の可能性が考えやすい。余震に対応した変動ではない場合、発生は CH29 の完全静穏化後となる。
推定日 | 10月22日 ±1日(最大誤差 10月22日 ±2日) または、CH29 完全静穏化後に計算 |
推定時刻 | 午前9:00 ±2時間 または 午後6:00 ±2時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.315」所載の図5と図6を参照 |
推定規模 | M8.0 ± 0.3(群発的活動の可能性もあり) |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
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