2019年9月13日金曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-64)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、9月11日21時40分(日本時間12日12時40分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年35回目の噴出です(これまで最多だった昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6
27 7月10日 6
28 7月18日 8
29 7月24日 6
30 7月30日 6
31 8月12日 13
32 8月20日 8
33 8月27日 7
34 9月3日 7
35 9月11日 8


以下は最寄りの地震計と熱水が流れ込む川の流量の記録です。今回の噴出はこれまでになく長く続きました。最初に15分間ほど強く噴出した後、数分間休止し、その後は弱い噴出が24時前後まで継続したようです。23時台には脈動するような様子も記録されています:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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