2018年8月15日水曜日

アタナシウス・キルヒャー


アタナシウス・キルヒャー(1601~1680)が1665年の著書『Mundus Subterraneus』(地下世界)に掲載した火山システム。地下の火が無数の管で結ばれ、それらが地上に出たところに火山が形成されるという考えのようです。同書には数ページにわたってアトランティスに着いての記述もあるようです:

アタナシウス・キルヒャーは、ドイツ出身の博学者(polymath)で、レオナルド・ダ・ビンチのように多くの分野で業績を残しました。宗教、火山、化石、古代エジプト文字の解読などなど。日本でいえば江戸時代前期の人なのですが、顕微鏡を最初に使った一人で、伝染病が微小な生物によって起きるとして予防法を考案したこともあるそうです。詳しくは以下の Wikipedia を参照してください。英語版の方が図版が豊富です: