2018年5月4日金曜日

ハワイ・キラウエア山が噴火、住宅地で溶岩噴出 (続報)


5月4日付「ハワイ・キラウエア山が噴火、住宅地で溶岩噴出」の続報です。

ハワイ火山観測所(HVO)が5月4日17時13分(日本時間)に出した STATUS REPORT です。抜粋・テキトー訳します:
  • 住宅地(分譲地、 Leilani Estates)で本日午後に始まった亀裂からの噴火は、午後6時30分(日本時間4日13時30分)に終わった。

  • 溶岩と火山ガスの噴出は約2時間続いた。

  • 流出した溶岩は亀裂から10m未満の範囲に広がっている。

  • 現時点では、亀裂からの溶岩の噴出はなく、他の亀裂からの噴出も発生していない。

  • 亀裂から10mの範囲内では、二酸化硫黄ガスの濃度が高い。

  • 溶岩流は亀裂から約10mを越えておらず、すでに停止している。

  • 現時点では、地溝帯沿いの他の亀裂からは噴火は発生していない。

  • キラウエア山頂の傾斜計は、継続して(山体の)収縮傾向を記録しており、溶岩湖の水準は過去24時間で37m低下した。

  • 亀裂噴火以降も地震活動に顕著な変化はみられない。

  • 新たな亀裂の発生や溶岩噴出の可能性がある。現時点でいつ・どこに新たな火口が生じるかを予測することは不可能である。

  • 噴火が発生した亀裂よりも低い地域は溶岩に埋まる危険性がある。現時点では、Leilani subdivision の全域は非常に危険性が高い。

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