2018年5月5日土曜日

ハワイ・キラウエア山が噴火、住宅地で溶岩噴出 (続報-2)


5月4日付「ハワイ・キラウエア山が噴火、住宅地で溶岩噴出 (続報)」の続報です。

ハワイ火山観測所(HVO)が現地時間5月4日午前7時45分(日本時間5日午前2時45分)に出した STATUS REPORT です。以下はまとめです:
  • 東部地溝帯(East Rift Zone)の火山活動は継続している。

  • 5月3日午後遅く以降、Leilani Estates 東部の少なくとも3カ所で亀裂が開いた。

  • 現時点では、活動のほとんどは溶岩の激しい飛散である。溶岩流は短く、噴出場所から数十メートルの範囲を超えていない。

  • 同地区ではさらに亀裂が開き溶岩の噴出が起きる可能性がある。

  • 地震活動は活発な状態を保っており、地殻変動も続いている。

  • キラウエア山の山頂では、山体の収縮を示す傾斜変動が続き、溶岩湖の水準は低下を続けている。

以下は米国地質調査所(USGS)の写真集です。5月4日付の1枚目の写真は、同日午前1時ごろに始まった新しい亀裂からの噴火。クリックして拡大してみると、溶岩が火花のように飛び散っている様子がわかります。2枚目の写真は、溶岩の噴出が始まる前、道路に亀裂が入り水蒸気が噴出している様子。3枚目の写真は、道路を横切って溶岩が山のように盛り上がっている様子です:

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