2月27日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-43)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を4月25日付で出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.085 (PDF形式)
以下に、今回の更新情報をまとめます:
- 2つの長期継続前兆群 No.1778 と No.2443 は同一地震の前兆であると認識 (前回の更新では、「可能性が高い」とされていました)
- 前兆は減少し、4台の観測装置に現れるのみ。顕著前兆ではなく、時々正常状態を示すなど、明らかに前兆レベルが弱まっている
- 対応地震の発生時期は 8月1日±2日 (前回の更新では 7月31日±3日となっており、矛盾はない)
- 予想される震央は、上記PDF文書右下の地図参照
- 前兆は6月13日前後まで終息する見込み。これによって、現在の地震発生時期の推定が正しいか判断できる
串田氏は「あくまでも参考」として、以下のような事実も開示しています:
- 近畿圏では昨年から有感地震が増えている
- 特に、大阪府・京都府・滋賀県にまたがる領域 (上記PDF文書下部に掲載の地図参照) では、これまで有感地震の発生頻度は月に1~2回であったが、14年4月には7回、15年1月には10回発生しており、震度3も含まれている
- この領域の有感地震の多い時期と、前兆群の極大時期がほぼ一致しているように見える (上記PDF文書中段のグラフ参照)。偶然の一致の可能性もあるが。
- 地震発生前の断層で、微小な破壊が起きる時に前兆が観測されるとする仮説が正しいとすれば、このような先行的な破壊が有感地震になっている可能性がある
7月31日は満月、8月1日には金星と月が見かけ上の接近(地球-金星-木星がほぼ直線状に並ぶ)、8月2日には月が地球に 36万2139km(平均距離は 38万4400km)まで接近します (『天文年鑑 2015年版』、誠文堂新光社)。
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