今年は隕石や小惑星の「当たり年」かも知れません。4月20日午前2時14分、北極圏にあるロシアの都市・ムルマンスク(
地図)上空に大火球が現れました。昨年2月にチェリャビンスク(
地図)近郊に隕石が落下したときと同様に、車載カメラによって多くの映像が記録されました。下記記事に掲載されている動画では、火球は2回増光したのち建物の向こうに姿を消します。破片が地上に落下しているかも知れません:
ロシアのテレビ局は、こと座流星群の一部であるとの見方を伝えています。同流星群の出現時期は 4月16日から25日で、「高速の明るい流星が多く、時折火球クラスの大物が観測されることがある」とされています(『天文年鑑 2014』 誠文堂新光社)。
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