12月20日付「西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-7)」の続報です。
西之島の噴火活動は依然として活発で、陸地も拡大しているようです。以下は、海上保安庁が1月20日に実施した観測結果まとめた「西之島の火山活動の状況(1月20日観測)~西之島がさらに拡大~」(PDF形式、写真3葉、図2葉あり)からの引用です:
流出した溶岩は東西方向に大きく拡がっており、今回の噴火活動により新たに形成された陸地の東西幅は約750メートルに達していた。これにより、新たに形成された陸地は、噴火前の西之島の約1.5倍の広さとなった。
従来からある2つの火口では依然活発な活動が続いていた。南側の火口からは連続的に青白色の火山ガスが放出されるとともに、灰色の噴煙を伴う爆発的な噴火が数分ごとに起きていた。また、その北側の火口では灰白色の噴煙が連続的に放出され、断続的に爆発的な噴火が起きていた。噴火に際しては溶岩が吹きあげられており、航空機の中でも振動(空振)が感じられた。
関連記事
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (13年11月20日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報) (13年11月25日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-2) (13年11月26日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-3) (13年11月27日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-4) (13年12月2日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-5) (13年12月3日)
- 西之島「新島」 → 大地震・富士山噴火? (13年12月6日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-6) (13年12月6日)
- 西之島沖で噴火、新島誕生 (続報-7) (13年12月20日)