神奈川県温泉地学研究所が6月14日に発表したところによると、箱根山(地図)で今年1月から3月にかけて活発化した火山活動は、近年で最大規模であった2001年の火山活動と比べると、数分の一程度であったとのことです。「M0.1以上の小規模な地震の回数は、01年が約2300回だったのに対し、今年は約700回と3分の1以下だった。傾斜計の変化量も4分の1程度」、「これらの地震は規模を合計してもM2.8程度で、揺れは最大でも震度3相当」:
ただし、「小田原-裾野(静岡県)間の距離は、3月に入って地震活動が落ち着いた後も1センチほど伸びたまま」だとのことです。これが意味するところは何なのでしょうか。
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