札幌管区気象台は、7月7日から8日にかけて実施した現地調査にもとづいて、9日付で「十勝岳の火山活動解説資料」を発表しました。それによると、6月30日から7月4日まで観測されていた夜間に大正火口付近が明るき見える現象は、7月5日の夜からは観測されていないとのことです。また、「大正火口東壁の高温領域が縮小し、温度が低下していることも確認」したものの、「大正火口東壁で新たな噴気孔が認められる」とも書かれています:
- 十勝岳の火山活動解説資料 (PDF形式、写真・地図あり)
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