地震学者によれば、M4.3(震央地図)の地震は金鉱山地帯で発生する地震の規模としてはかなり大きいものとのことです。同鉱山地帯は南アフリカの中心都市ヨハネスバーグに近く、同市内でも揺れを感じたと報道されています。
南アフリカ共和国の地震報道ではしばしば以下のような記述が見られます:
Currently its not known what caused this ie, mining or if it was the techtonic plates that moved.
現時点では、地震の原因が鉱山であるのか、テクトニック・プレートの移動であるのかわかっていない。
同国の鉱山地帯では、現役の坑道や廃坑が地下深くまで網の目のように張り巡らされているため、地下の力のバランスが崩れて発生する地震がかなりあるためです。
なお、14日に M5.0 の地震が発生したとの報道もありますが、こちらは今のところ Council for Geoscience (地球科学審議会; 地質調査所に相当)のリストには掲載されていません:
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