最近発見された小惑星「2009 FH」が、昨夜 9時 17分(日本時間)に地球まで 7万 9000 km のところを通過して行きました。月の軌道の内側まで入ってきましたが、静止衛星の軌道よりは外側でした。この小惑星の大きさは、さしわたし 15 メートルほどと推定されています:
3月 2日には別の小惑星「2009 DD45」が地球に接近したばかりです(「
今夜、小惑星が地球接近」参照)。最近、この種の小惑星の接近情報が増えているように思います。下記の『ユニバース・トゥデイ』の記事もその点を指摘しています。地球近傍小惑星の観測ネットワークが充実し、発見される小惑星が増えたのだと考えたいのですが、接近してくる小惑星が実際に増えているのだとしたら恐ろしいことです。ニアミスも何度か繰り返していれば、そのうち本当の衝突がおこりますので。