2025年4月23日水曜日

長野県北部の地震

 
4月18日夜に長野県北部を震源として発生し最大震度 5弱を記録した地震について、地元のテレビ局が専門家の見解を伝えています。両者の見解は、糸魚川-静岡構造線そのものが動いたのではない、という点では一致しています。
 
 
「今回の地震の震源は県内を縦断する活断層帯『糸魚川静岡構造線』から数キロほどの場所に集中しています」、「糸魚川静岡構造線の真下でもありませんし、既存の断層(小谷中山断層)の真下ですが、それが動いたというわけでもなさそうです。予想される断層の形を反映していないようにも思います」:

 
「地下 13キロのところを中心として大きな地震から細かい地震がまとまって起こっている。糸静線は東に傾斜しているが、 実際はもう少し深い所、かなり深い所で起こったもの。その場所には、以前から小谷―中山断層というはっきりした断層が知られている」: