宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群・霧島山で、韓国岳(地図)付近の浅いところを震源とする地震が増加しています。
「霧島山では、8日17時頃から韓国岳付近の浅いところを震源とする地震が増加しています。本日 02時32分頃の地震では、小林市真方で震度1の揺れを観測したほか、聞き取りによると、韓国岳周辺でわずかに体に感じる揺れを確認しています」:
「8日17時頃から」ということは、同日16時42分に日向灘で発生した M7.1 の地震が影響したということでしょうか。当該地震の震央から韓国岳までの距離は 84kmです。
気象庁の「霧島山 有史以降の火山活動」によると、韓国岳が最後に噴火したのは 1768年(明和5年)で、中規模の水蒸気噴火によって山体崩壊が起きています。
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