2024年1月17日水曜日

米国版「はやぶさ」が地球衝突へ

 
米国の Astrobotic 社が月への軟着陸を目指して 1月8日に打ち上げた Peregrine 着陸機(重さ約 1.3トン、Peregrine はハヤブサの意)は、打ち上げ直後に燃料(酸化剤?)漏れが起こり、同社は月への着陸を断念しました。最新の発表によると、Peregrine は米国時間 1月18日に地球の大気圏に突入するとのことですが、精確な場所はわかっていません。一説ではオーストラリア沖のグレート・バリア・リーフ付近になるのでは、と言われています:
 
Peregrine 着陸機には NASA などの実験機器や観測装置が搭載されていますが、それらにまじって Celestis 社と Elysium Space 社が付託した人間の遺骨や DNA が積まれているため、月を神聖視するナバホ族からは抗議の声が上がりました: