2022年6月11日土曜日

巨大「地震魚」捕獲 — 台湾・台東県

 
6月9日、台湾東部の台東県太麻里(地図)の海岸で、深海魚のリュウグウノツカイが釣り上げられました。体長約 6m(成魚の一般的な体長は3〜4m程度)で、重さはおよそ 130kg。
 
リュウグウノツカイは、海岸に漂着したり定置網に迷い込んだりするケースが多く、釣り上げられることはまれです。また、水深の浅いところに現れるのは衰弱した個体であることが多いですが、今回は「約40分間の格闘の末」に釣り上げられており、相当抵抗したようで、元気な個体だったようです。

「病気などになったときに海岸へ打ち上げられ、釣り人が釣ることはめったにない」、「病気になったリュウグウノツカイは餌を食べないため、今回の個体は健康なものと推測」(水産試験所東部海洋生物研究センター):
 
[備考 6月20日追記] 6月20日10時05分(日本時間)台湾東部・花蓮県(震央地図) M6.0 震源の深さ 6.8km