「こんな数は初めて。群れすぎて窒息死してしまったのでしょうか」(地元住民)、「水温の変動など何らかの要因で川の方が居心地が良いとか、体に着いた寄生虫を落とすためとか、そんな可能性は考えられる」(須磨海浜水族園):
- 海水魚ボラ、河口付近に突然の大群 水温変化など影響? 芦屋 (動画、写真4葉あり)
毎年この時期には、日本各地からボラの大群の出現が報道されるのですが、1995年1月17日の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の前にもボラの大群が目撃されていました。『前兆証言 1519!』(弘原海清、東京出版、1995)から一部を以下に引用します:
1月15日頃 明石市の明石川(大観橋下)を魚(ボラと思われる体長30cm)が何百匹も上流に向かって泳いで行くのが見えました。(明石市、女)1月14日に淡路島・岩屋旧一文字に渡りメバル釣りをしてた時のことですが海面を見て、ずいぶんたくさんのゴミが浮いているなあと思ったのですが、よく見るとボラの大群なのです。このひとかたまりが何百匹と思う位のボラの群団が、何十か所にも波間に水面に浮いているわけで、私自身海釣りと池のヘラブナ釣り20年、毎月の休日を釣りに費やしてきた身でも、この光景は初めてのことでした。(高槻市、男)
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