まことしやかに語られる 13 の陰謀論を紹介している記事です。「筋金入りの信奉者は、自分の信念と矛盾する証拠を合理的に消し去ることに長けている。彼らの結論に反論する者は、勘違いしていることにされるか、陰謀の一部であることにされてしまう」:
紹介されているのは以下の陰謀説です:
- The 9/11 Conspiracies (9.11同時多発テロの陰謀)
- Princess Diana's murder (ダイアナ妃謀殺)
- Subliminal advertising (サブリミナル広告)
- Moon landing hoax (人類は月に行っていない説)
- Paul McCartney's death (ポール・マッカートニー死亡説)
- John F. Kennedy's assassination (ジョン・F・ケネディ暗殺事件)
- Roswell crash & cover-up (ロズウェル墜落事故と隠蔽工作)
- Protocols of the Elders of Zion (シオンの長老議定書)
- The Satanic panic (悪魔崇拝者による犯罪パニック)
- Chemtrails (ケムトレイル)
- Barack Obama birtherism (バラク・オバマの出生地疑惑)
- COVID and 5G (COVIDと5G)
- Birds aren't real (鳥は本物ではない説)
よく知られている陰謀論が多いですが、私は「ポール・マッカートニー死亡説」と「鳥は本物ではない説」は知りませんでした。前者は「1966年11月9日に、ポール・マッカートニーは他のメンバーと口論になり、スタジオを飛び出したところで交通事故に遭い頸部切断で死亡。バンドは、そのことを隠すためにそっくりな人間を雇った」とするもの。後者は「鳥は本物ではなく、アメリカ政府が作った監視ドローンだ」と主張するものですが、陰謀論やフェイク・ニュースに対する批判や皮肉の含意があるようで、インテリジェント・デザイン説に対抗する「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」と同じような趣があります。
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