10月6日20時05分が新月(朔)だった わけですが、この時刻に前後して複数の大きな地震が発生しました:
- 10月6日02時46分 岩手県沖 M5.9、深さ 56km、最大震度 5強 (気象庁資料(PDF形式))
- 10月6日17時13分 大隅半島東方沖 M5.5、深さ 40km、最大震度 4
- 10月7日22時41分 千葉県北西部 M5.9、深さ 75km、最大震度 5強 (気象庁資料(PDF形式))
新月だからといって大きな地震が起きるとは限らないのですが。
昨夜の地震は、私の家では、震度 4 と 5弱の中間ぐらいの揺れでした。はっきりとした初期微動に続いて大きな揺れが来ました。東北地方太平洋沖地震以降では一番大きな揺れでした。東北地方太平洋沖地震の時の揺れは正弦波に乗ったような感じだったのに対して、昨夜の揺れは矩形波に突き動かされているように感じました。
震源の深さが 75km ということですので稍深発地震ということになります。東京大学の古村孝志教授(地震学)は、沈み込んだ太平洋プレートの内部で起きた地震だとしています。
特に前兆のようなものは気づかなかったのですが、しいて上げるならば前夜午前3時ごろに窓を開けたときに、いつもより虫の鳴き声が少ないと感じたことぐらいです。