「琵琶湖六郎」という愛称をもつロール状の雲。冬型の気圧配置で、西寄りの風が吹いたときに出現。
西からの季節風が比叡山(地図)や比良山(地図)の山並みを越えていくときに気流が上空で波打ち、南北に長い回転軸ができて雲が発生しているとみられ、琵琶湖から蒸発した水蒸気で湿度が高いことが影響している可能性が高い、とのことです:
- 滋賀だけに出る特別な雲「琵琶湖六郎」、高校生が確認 秋から冬だけ出現 (写真、説明図あり)
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ローター雲やオーストラリアのカーペンタリア湾周辺で見られるモーニング・グローリーと呼ばれる雲と同類だと思います。「出現時間は、早朝から午前 9時頃までで、昼頃には消滅」とある点もモーニング・グローリーと共通しています。モーニング・グローリーについては、過去にも記事にしたことがあります。下の関連記事リストからどうぞ。
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