まだ50日ほど先のことになりますが、11月2日から3日にかけて、小惑星 2018 VP1 が地球と月に接近します。
現時点での予報では、地球への接近は 11月2日20時33分(日本時間)とされていますが、±3日と7時間11分という大きな誤差が見込まれています。接近距離は 1.09LDとされています(1LD=地球から月までの平均距離)。
接近距離の予報にも幅があり、最悪のコースをたどった場合、接近距離は 0.01521LD(約5850km)になるとされています。この接近距離は地球の中心から測った距離です。地球の半径は約 6300km ですので、2018 VP1 がこのコースを進んできた場合は、地球に衝突することになります。
NASA では、2018 VP1 が地球の大気圏に突入する確率は 0.41% あるが、その場合でも、この小惑星は非常に小さい(推定直径 2〜4m)ので大気圏内でバラバラになるだろう、と予測しています:
Asteroid 2018VP1 is very small, approx. 6.5 feet, and poses no threat to Earth! It currently has a 0.41% chance of entering our planet’s atmosphere, but if it did, it would disintegrate due to its extremely small size.
— NASA Asteroid Watch (@AsteroidWatch) August 23, 2020
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