2月3日、小惑星〝2020 CA〟が地球と月に接近します。
この小惑星はアテン群に分類され、直径は 3~7m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは2月1日です。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2020 CA | 3~7 | (地球)2月3日 00:49 (月)2月3日 02:42 |
0.57 0.80 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速13.3km(時速約4万8000km)と予報されています。
地球と月への接近時刻には、現時点で ±2分の誤差が見込まれています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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