多くの専門家や解説者が言っていたけれど、うそだったのかも知れない。
「東日本大震災後、『超巨大地震後は必ず近くの火山が噴火している』と警戒された。御嶽山や箱根山など相次いだ噴火が、それにあたるのか、これから起きるのか。あるいは今回は例外か」:
最近8回のM9地震のあと、近傍で火山噴火が頻発したとする英語論文があるが、事実誤認だ。それまでの頻度を超える噴火が頻発した例は半数を超えない。むしろ静穏化した事例のほうが多い。大地震のあと人々の関心が火山に向くバイアスで報道が注目されて、火山噴火があたかも増えたように見えた。 pic.twitter.com/s2lzBx8NcJ— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) January 8, 2020