小惑星〝2019 GC6〟が 4月17日から18日にかけて月と地球に接近します。
Newly discovered asteroid #2019GC6 (diameter ~20 m) will have a very close encounter with Earth on April 18, 2019 at 06:41 UTC, flying at ~ 219,000 km (0.57 LD) https://t.co/y2JUiExeme pic.twitter.com/oMNgkFtNQY— Massimo (@Rainmaker1973) 2019年4月14日
この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 12~28m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が発見されたのは3月31日です。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2019 GC6 | 12~28 | (月)4月17日 22:23 (地球)4月18日 15:41 |
0.72 0.57 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速5.6km(時速約2万km)と予報されています。
月への接近時刻には ±2分、地球への接近時刻には ±1分の誤差が見込まれています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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