2018年11月2日金曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-22)


現地時間10月31日午前8時22分(日本時間31日午後11時22分)ごろ、スティームボート間欠泉(地図)から熱水と水蒸気が噴出し始め、数十分間にわたって継続しました。3月に噴出が再開してから25回目です。

日付(現地時間) 間隔(日)
1 3月15日 1289
2 4月19日 35
3 4月27日 8
4 5月4日 7
5 5月13日 9
6 5月19日 6
7 5月27日 8
8 6月4日 8
9 6月11日 7
10 6月15日 4
11 7月6日 21
12 7月20日 14
13 8月4日 15
14 8月22日 18
15 8月27日 5
16 9月1日 5
17 9月7日 6
18 9月12日 5
19 9月17日 5
20 9月24日 7
21 9月30日 6
22 10月8日 8
23 10月15日 7
24 10月23日 8
25 10月31日 8


記録が残っている範囲では、スティームボート間欠泉の年間の噴出回数が最も多かったのは 1964年の29回です。現在のペースで噴出が続けばこの記録を上回ることになります。現時点でも、2018年は歴代3位の噴出回数となっています:

順位 噴出回数
1 1964 29
2 1963 26
3 2018 25
4 1982 23
5 1965 22


以下は最寄りの地震計の記録です。右下の太くなっている部分が噴出に対応しています。現地では雪が降る季節になって、日中に観光客が起こす震動はまばらになってきています:

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