4つの小惑星が地球と月に接近していたことが新たに判明しました。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2018 OF2 | 9~20 | (月)7月24日 16:55 (地球)7月24日 19:49 |
0.28 1.14 |
2018 PV24 | 3~7 | (地球)8月18日 06:09 (月)8月18日 07:08 |
1.18 1.19 |
2018 QR1 | 10~21 | (月)8月22日 05:04 (地球)8月22日 06:10 |
1.11 0.23 |
2018 QS1 | 8~18 | (月)8月24日 18:15 (地球)8月24日 18:51 |
1.56 1.17 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
2018 OF2、PV24、QR1 はアポロ群に、QS1 はアテン群に分類されています。
2018 OF2 の接近時刻は、月に対して ±9分、地球に対して ±20分の誤差が見込まれています。2018 PV24 の接近時刻は、地球に対して ±1時間58分、月に対して ±1時間46分の誤差が見込まれています。
2018 OF2 と PV24 の接近距離は推定の幅が広くなっています。上の表に示した数値は最も可能性の高い距離です。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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