八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 1月9日16:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆が終息せず継続中 → 地震発生は早くとも2月初旬以降の可能性:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.236 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 前兆が完全に終息するまで確定できない。 早くとも2月初旬以降 |
推定時刻 | 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間 |
推定震央領域 | 岐阜県、長野県西部 (周辺を含む可能性あり) 領域が修正されています → 更新情報の地図参照 ある程度、火山に近い領域の可能性がある。 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ20km以浅の陸域地殻内地震 |
▼ 現状
- 1月9日夕方の時点で前兆が終息せず継続中。
▼ 考察
- 前兆の出現状況(更新情報の図参照)から、2月6日± の可能性が否定できない。
- 高知観測点の観測装置 K10 に現れていた特異前兆が1月8.3日に終息。このまま静穏化する場合は、2月21日± の可能性もある。
- 今後の前兆変化を見て続報する。
- 最近の前兆出現状況にもとづいて推定領域の再検討をおこなった(火山近傍領域の可能性を前提とした場合)→ 更新情報の地図参照。
- 前兆期間が異常に長い(2008年7月から継続)ため、歪み速度が小さく、めったに地震活動が発生しない領域の可能性が示唆される。
なお、伝聞情報ですが、年初の時点で本件(No.1778前兆)以外に大地震の前兆は観測されていないとのことです。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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