3月28日付「断続的に海面変色 ― ベヨネーズ列岩」の続報です。
気象庁が解説資料を発表しています。3月24日、25日に変色水が確認されましたが、浮遊物は確認されていないとのことです。「この地域の活火山名は、ベヨネース列岩、明神礁、高根礁などを含む火山地形を総称して『ベヨネース列岩』と呼んでいます」:
- ベヨネース列岩(明神礁)の火山活動解説資料 平成29年3月28日14時00分発表 (PDF形式、写真・地図あり)
気象庁や海上保安庁は「ベヨネース」と表記していますが、このブログでは火山学の書籍などにならって「ベヨネーズ」を使用しています。引用する情報に「ベヨネース」とある場合には原文どおりとします。命名の由来(列岩を発見したフランスの軍艦名)からすると「ベヨネーズ」が正しいと考えています。
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