2017年最大の天文イベントは日本時間8月22日の皆既日食です。太平洋北東部から大西洋のアフリカ西岸沖までの細い帯状の地域や海域で皆既日食が見られます。特に米国では皆既食帯が北西部から南東部まで横断しているため観測の適地が多く、夏休み中ということもあって日本からも多くの皆既日食ツアーが計画されているようです。
かく言う私も、学生時代に所属していたクラブのメンバーたちと一緒に一昨年から計画を立て渡米することにしていたのですが、残念ながら事情があって参加できなくなりました。
参加できたとしたら、単純な日食の記録写真ではなく、以下の様な趣のある写真をものにしたいと考えていたのですが ・・・
上の写真は2012年の金環日食の際に撮影されたものです。撮影地は米国ニューメキシコ州アルバカーキ近郊。地平線に沈んでいく金環日食を超望遠レンズで追っていたところ、偶然、一人の人物がカメラの視野に入ってきたのだそうです。カメラから人物までの距離は約0.5kmとのこと。