2016年10月17日月曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-121)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が10月16日17:30付で更新情報を出しています:

推定時期 可能性(1) 10月18日または19日
可能性(2) 11月2日±3日
10月18日時点で前兆継続の場合は(2)
推定時刻 午前9時±1時間、または午後6時±3時間
推定震央領域 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
火山帯近傍地震前兆が関連ある場合には、ある程度火山帯に近い領域の可能性がある
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


更新情報のまとめです ――

▼ 現状
  • 10月13日15時ごろから、全ての前兆が静穏化し正常基線を記録。この状態が3~4時間継続した。

  • その後、CH17(八ヶ岳)に糸状特異が出現、その他の観測装置にも特異状態が断続的に出現しはじめた。

  • 更新情報の時点(10月16日夕刻)で継続している前兆はCH21(八ヶ岳)の特異状態のみ。

▼ 考察
  • 上記観測事実にもとづき検討した結果、可能性は2つ:

    1. 9月30日極大、10月13日に静穏期開始、その後に出現した前兆は直前前兆 → 地震発生は10月18日

      (10月5日初現、10月15日極大との認識で計算しても地震発生は10月18日)

    2. CH17(八ヶ岳)とK10(高知)に特異状態が出現し始めた10月5日を初現、10月15日を次の極大(第18ステージは10月16日±を示唆していた) → 地震発生は11月2日±

  • (1)の場合、CH21の特異状態は10月17日夜まで続く見込み。(2)の場合、CH21の特異状態を含む複数の前兆は10月29日ごろまで続く見込み。

  • 10月18日時点で前兆が継続している場合は可能性(2)

串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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