八ヶ岳南麓天文台の串田氏が10月4日17:00付で更新情報を出しています:
推定時期 | 前兆終息を確認後に計算 現状で考えやすいのは 10月17日±3日 (この場合、10月12~13日ごろに前兆終息を確認する必要あり) |
推定時刻 | 午前9時±1時間、または午後6時±3時間 (前震があった場合には推定時刻は無効) |
推定震央領域 | 更新情報の地図参照、火山帯にある程度近い領域の可能性あり (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震 |
更新情報のまとめです ――
▼ 現状
- CH2(八ヶ岳)
- 9月21日に糸状特異が最初に出現
- 9月25日から連日、糸状特異が出現
- 10月1日~2日に数時間正常基線(静穏化)を記録
- 10月4日夕刻現在、糸状特異状態が継続中
- CH20(八ヶ岳)
- 9月30日未明を中心に約22時間、特異状態が出現
- 静穏化
- CH21(八ヶ岳)
- 記載なし(静穏化?)
▼ 考察
- 現在は第18ステージと認識
- 前ステージ(第17ステージ)が示した9月2日± に該当する9月2.5日に極大出現
- 9月2.5日以降の明確な極大は9月26日
- 9月30日に小ピーク
- CH2に糸状特異が出現し始めた9月21日を初現、CH20に特異状態が出現した9月30日を極大とすると、経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 より10月16日が算出される
- 火山帯近傍地震前兆について
- 4月17日から出現し始めた火山帯近傍地震前兆の前半は、群発地震経験則から9月3日±数日を示し、8月30日ごろから始まった富山県東部の群発地震に該当
- 9月14日夕刻から始まった後半(八ヶ岳CH26)は、9月26.0日に極大と認識、10月4日夕刻現在も継続中 → これからの活動の可能性を示唆
- 9月14.7日を初現、9月30日を極大として、経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用すると10月17日が算出される
- 10月12~13日ごろに前兆が終息するか、確認する必要あり
- 現在、No.1778前兆以外に大型の地震が推定される前兆は観測されていない
串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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