今年に入ってから、噴火が確認され、山体の膨張とみられる地殻変動も観測されている新潟焼山。その東隣にある火打山(地図)を源流とする火打山川が青白く濁っているとの通報が6月に市民から寄せられていたとのことです。糸魚川市などが調べた結果、「標高1000メートルまでの下流側では、青白く見える強い濁りと白い沈殿物が確認された。こちらは焼山の降灰と直接の関係はないとみられ、原因は標高1000~1100メートル付近にあると考えられるが、現地は非常に険しい地形で近づけず、調査できない」:
新潟焼山では、6月に「東斜面で、温泉らしきものが噴出し、流れ下る様子が登山者らによって撮影されている」とのことです。
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