八ヶ岳南麓天文台の串田氏が3月24日16:00付で更新情報を出しています。3月中の地震発生は否定。3月25日± は発生日ではなく、新たな極大が発生する見込み:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.134 (PDF形式)
前回の更新情報の時点で残存していた前兆は ――
- No.1778前兆 ― CH21(弱い特異状態)
- No.2710前兆 ― A1(基線幅増大)、A4(断続的微弱な特異)、CH34(短時間の下ぶれ小ピークのみ出現) (Aで始まる観測装置は秋田観測点のもの)
今回の更新情報のまとめです ――
- CH21(八ヶ岳)の特異状態は継続中。24日15:30からは糸状に近い基線。数時間以内に終息するようには見えない。発生推測日の3月25日が26日にずれるとしても、24日夕刻までには終息するはず。
- CH17(八ヶ岳)に、3月21日未明(21.1日)から連続的糸状特異が出現。現在も継続中。
- 秋田観測点の前兆(A1、A4)も継続中。
- 以上の前兆状況から3月25日± は対応地震発生日ではなく、新たな極大の出現日の可能性。
- 3月25日± が新たな極大、八ヶ岳CH17に糸状特異が出現し始めた21.1日を初現として経験則を適用すると、4月2.4日± が算出される。
- 3月25日± にいずれかの観測装置に極大が現れるかを見極めた上で、発生日を推定する。
串田氏は更新情報の末尾に、「通常の地震前兆とは全くことなる観測歴上最長継続で非常に特殊な前兆出現形態であるNo.1778は、最終段階でも簡単ではないようです」と書いています。一般に公開されているのがNo.1778(とNo.2710)だけですので、それだけを見ている方々が串田氏の地震予測とはこの程度のものと否定的印象を持たれることを懸念しています。
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