八ヶ岳南麓天文台の串田氏が3月3日17:00付で更新情報を出しています。これまで別地震の前兆群と考えてきたN0.2710前兆も、No.1778前兆と同一地震に対応していると考えられるとのこと:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.130-131 (PDF形式)
前回の更新情報では ――
- 第14ステージの初現を1月20日、極大を2月7日として経験則を適用すると3月3日±に前兆終息、3月11日±に対応地震発生が算出される。
新たな観点と推定日は ――
- No.2710前兆は、主に秋田観測点の複数観測装置に出現している前兆群。No.1778前兆とは出現状況が異なることから、これまでは別地震に対応する前兆群と考えてきた。
[注: これまでにも続報-77、続報-78、続報-83でNo.2710前兆に言及があり、一部の前兆はNo.1778前兆が混在していると考えられることなどが明らかになっていました。] - No.2710前兆はNo.1778前兆と同じ地震活動に対応する別形態前兆群である可能性が高い。理由は:
- No.2710前兆に属する各前兆の出現影響局から作成した震央の推定領域と、No.1778前兆の領域が重なる。
- どちらの前兆群も3月20日~24日という時期(発震または次ステージの極大)を示している。
- 3月20日~24日に対応地震が発生する場合:
- N0.2710前兆は3月8日前後に終息
- No.1778前兆は3月12日前後に終息
推定時期 | 3月22日±2日 (3月中旬までに前兆が終息しない場合は、地震発生はより先になる。観測データを再精査して続報予定。) |
推定発生時刻 | 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 更新情報の地図参照。 |
推定規模 | M7.8±0.5 陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後) |
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