昨日に引き続いて、八ヶ岳南麓天文台の串田氏が12月9日付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.112 (PDF形式)
状況がめまぐるしく変化しています。ついに第11ステージが始まったようです。
今回の更新情報のまとめです:
- 12月9日未明、秋田観測点の2つの観測装置(A4とA6)に再び特異状態が出現。
- 第10ステージの初現の判別が難しく11月26日とすべきか同28日とすべきか断定できず、前兆の終息を待っている状況だったが、この秋田観測点の特異状態出現によって、第10ステージの初現認識が誤っていた可能性が濃厚となった。
- 直接波近似変動(CH04)が始まった11月29日を初現とし、12月2日が極大であったとすると、経験則から12月9日が第10ステージの指し示す日付と計算される。
- 第10ステージの指し示す12月9日に2つの観測装置(A4とA6)に特異状態が現れたことから、12月9日は次の第11ステージの極大と認識される。
- 第11ステージの初現は、2つの観測装置(CH04とCH17)上の前兆の出現状況から12月7日と12月4日の可能性がある。
- 12月7日を第11ステージの初現と見なした場合、前兆終息は12月12日前後、推定日は12月13日前後。12月4日を初現と見なした場合、前兆終息は12月16日前後、推定日は12月18日前後。
- 第9ステージと第10ステージの継続日数の減少率からは、12月7日を初現とする方が考えやすいが、断定は困難。
推定時期 | 実際の前兆終息を確認した後に推定予定 可能性(1) 12月12日に前兆終息 → 12月13日 可能性(2) 12月16日に前兆終息 → 12月18日 |
推定発生時刻 | 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、福井県(特に北東部)、滋賀県(特に北東部)、三重県、岐阜県、愛知県、石川県南部、富山県南西部、長野県南西部、静岡県西部 ※影響局誤認の場合は東北地方(可能性は低い) (太字は特に可能性の高い地域、上記PDF資料の地図参照) |
推定規模 | M7.8±0.5 陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後) |
なお、12月12日に前兆が終息した場合、「地震前兆検知公開実験」の参加者にはメールとファックスで即座に報告を配信できるが、ホームページの更新は担当者の仕事の都合で12日夜に更新できるか不明で、間に合わないかも知れないとのことです。
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