10月23日付「ハロウィーンの夜、超高速小惑星が月と地球に接近 (続報)」の続報です。
髑髏 プエルトリコのアレシボ電波望遠鏡が捉えた〝2015 TB145〟 Credits: NAIC-Arecibo/NSF |
NASAの発表によると、小惑星〝2015 TB145〟は太陽への接近を繰り返すうちに揮発成分を失い、彗星としての活動をやめてしまった「死んだ彗星」である可能性が高いということです。レーダー観測によると直径は約600m。以下のNASAの発表には、同小惑星が自転する様子がわかるGIF動画が掲載されています:
新たな観測データにもとづいて接近予報が更新されました。誤差は1分未満です。接近距離、相対速度に変更はありません:
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2015 TB145 | 600 | 10月31日 23:35 (月) 11月1日 02:01 (地球) |
0.74 1.27 |
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