12月8日、サウス・オーストラリア州ヨーク半島(地図)の海岸で、7頭のマッコウクジラが座礁し死んでいるのが見つかりました。「サウスオーストラリア州でクジラやイルカが打ち上げられることは、ほとんどない」(サウスオーストラリア州環境天然資源省)、「衰弱した1頭が浅瀬に移動して仲間を呼び、5頭が追ってきたのでは」(同)、「地元の漁師はサケの群れを追っていた可能性を示唆」:
- 南オーストラリア、海辺にマッコウクジラ6頭の死骸 (写真あり)
- Seven sperm whales dead on beach (動画あり)
- Video: Seven dead sperm whales found dead on beach in South Australia (動画と写真あり)
- Heartbreaking plight of stranded whales captured by drone footage (空撮動画あり)
マッコウクジラの頭数を「6」とする記事と「7」とする記事があるのは次のような事情によります ―― 6頭が座礁した場所から数キロメートル離れた浅瀬で7番目と8番目のマッコウクジラがもがいており、その後、7頭目は死亡、8頭目は沖合に脱出することに成功。
クジラの集団座礁で思い出されるのは、ニュージーランドでカンタベリー地震の2日前に起きたゴンドウクジラの集団座礁事件と、茨城県で東北地方太平洋沖地震の1週間前に起きたカズハゴンドウの集団座礁事件です:
- ニュージーランドでクジラの集団座礁 (11年2月24日)
- 今度は日本でクジラの集団座礁 ― 茨城県鹿嶋市 (11年3月5日)
関連記事