9月4日付「小惑星 2014 RC が地球接近」と同5日付「小惑星 2014 RC が地球接近 (続報)」の続報です。
9月6日午後11時ごろ、ニカラグアの首都マナグア郊外で大きな爆発音が発生。直径12m、深さ5mのクレーターが見つかりました。「ニカラグア当局は、落下した物体について、7日(日本時間では8日)に地球に最接近した小惑星『2014 RC』の破片との見方を示している」:
- ニカラグアに隕石落下か 爆発音の後、穴見つかる (写真あり)
- ニカラグアの首都郊外に隕石落下 けが人はなし (上空からの写真あり)
- 小惑星の破片落下か、ニカラグア首都にクレーター出現 (写真4葉あり)
NASAなどの科学者(複数)は、「2014 RC」の破片という見方どころか、そもそも隕石の落下であるのかという点に疑問を持っています。「このような大きさのクレーターを作った物体は夜空で信じられないほど明るい火球となって見えたはずだ。ところが、深夜に近い時間帯で、雲もまばらであったにもかかわらず、火球を目撃したとの報告はない」、「このクレーターが隕石と関係があるとすれば、クレーターの内外に隕石の破片が見つかるはずだが、見つかったとの情報はない」。また、NASAの当局者は「ニカラグアの出来事は小惑星 2014 RC とは関係がない。タイミングが違うし、方向も違う」とツイートしています:
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