2014年5月10日土曜日

草津白根山で火山性地震増加 (続報-7)


5月2日付「草津白根山で火山性地震増加 (続報-6)」の続報です。

草津白根山(地図)では依然として火山性地震が多い状態が続いています。以下は、気象庁が5月9日付で発表した「平成26年 No.19 週間火山概況 (平成26年5月2日~5月8日)」からの引用です(前週の記述と同一です):
3月上旬から火山性地震が時々増加する状況が続いており、今期間も火山性地震はやや多い状態で経過しました。地震の振幅はいずれも小さく、火山性微動は観測されませんでした。また、湯釜北側噴気地帯の噴気の状況や地殻変動等に特段の変化はありませんでした。

湯釜火口内の北壁等では引き続き熱活動がみられていることから、山頂火口から概ね500mの範囲では、火山灰の噴出等に警戒してください。また、ところどころで火山ガスの噴出が見られ、周辺の窪地や谷などでは滞留した火山ガスが高濃度になることがありますので、注意してください。

5月3日から焼岳山頂北側で地震が頻発しましたが、草津白根山は焼岳とはフォッサマグナを挟んだ対岸に位置しています。


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