気象庁が1月6日付けで発表した「平成26年 No.01 週間火山概況」によると、12月29日、南八甲田火山群で火山性地震が増加したとのことです:
2013年12月29日に南八甲田火山群櫛ヶ峰(くしがみね)の東側を震源とする火山性地震が増加し、日別地震回数は16回となりました。この日別地震回数は計数開始(2013年6月5日)以降で最多となります。
2013年2月頃以降は大岳山頂直下付近の地震活動が主となっていますが、今期間は南八甲田火山群での地震が一時的に増加したもので、その中では14時02分頃発生したマグニチュード1.7の地震が最大規模となっています。30日以降、地震は少ない状態となり、今期間の合計回数は20回でした。
昨年の八甲田山の状況については以下を参照してください:
- 八甲田山の最近の動向 (13年10月25日)